※本記事の内容はTU31/CU19/Ver.1.22Aより前に検証した内容であり、再現性がなくなっている可能性があります。
マインクラフトでほぼ避けて通れない作業、植林について、具体的なデータを採って効率を検証しました。
1.はじめに
現状、TU24までのコンソール版マインクラフトには、樫、白樺、トウヒ、ジャングルの木の4種類の木が存在します。マインクラフトでは木材資源は重要です。燃料、たいまつ、ツルハシや斧といった道具の他、柵や扉の材料、建材としても需要があります。最初は元々生えている木を伐採して需要を満たしますが、手近にある木はすぐに無くなりますし、伐採しすぎると景観が悪くなってしまいます。そこで、植林が必要になります。
今回は、4種類存在する木のうち、どの木で植林すると木材を効率良く手に入れられるかを検証してみました。
2.検証結果
植林は木材を入手する事が主な目的です。そのため、木材入手の効率は非常に重要です。一本の木から採れる木材の数も重要ですが、伐採のしやすさ、成長に必要な骨粉の数も効率に関わります。
ここでは、成長に必要な骨粉の数、一本の木から採れる木材の数を64本分の苗木を育ててデータを取りました。結果は以下の通りです。
木の種類 | 骨粉 | 木材 | 木材/骨粉 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
最小 | 平均 | 最大 | 最小 | 平均 | 最大 | ||
樫 | 2 | 5.16 | 14 | 4 | 6.55 | 51 | 1.27 |
白樺 | 1 | 4.39 | 12 | 5 | 5.88 | 7 | 1.34 |
トウヒ | 2 | 3.97 | 12 | 4 | 6.45 | 9 | 1.63 |
ジャングルの木 | 1 | 4.92 | 13 | 4 | 8.61 | 12 | 1.75 |
以下の画像は、今回の伐採実験で実際に手に入った木材と苗木の数です。
3.考察
木材採取量が最も多い木はジャングルの木でした。骨粉の使用数に注目しても、ジャングルの木が骨粉1つあたりの木材採取量が一番多い結果となりました。
骨粉を安定して確保できない場合は、多少面倒でもジャングルの木を育てると良いでしょう。しかし、上の画像を見てわかるとおり、ジャングルの木の苗木が圧倒的に不足しています。当初の苗木は8本からスタートしたのですが、64本伐採しても8本しか増えませんでした。ジャングルの木で木材を確保しようとする場合、苗木を丁寧に回収しないと途中で苗木が尽きてしまうので注意が必要です。
ところで、一見すると白樺は木材の平均採取量が一番少なく、樫の木と比べて効率が悪いように見えます。しかし、樫の木は突然巨大に育つ場合があり、それが樫の木の平均採取量を引き上げています。
伐採のしやすさで見ると、一番伐採しやすいのは白樺です。最大でも7ブロック分しか育たないため、足場を作らずに木材を伐採しきる事ができます。
一方で樫の木は突然巨大に育つため、伐採に苦労する場合があります。実験では、64本中3本が巨大に育ちました。
トウヒは一番バランスが取れていると言えます。背の高さは9ブロックまで成長するため、足場がないと全てを伐採仕切れませんが、足場を確保できれば、白樺や樫の木よりも骨粉の量が少なくてすみ、ジャングルの木と違い苗木も安定供給できます。
4.木の性質
前述の通り、樫の木は突然巨大に育ちますが、他の3種類、白樺、トウヒ、ジャングルの木は全てまっすぐに育ちます。統計を取りましたが、育ち具合と骨粉の使用量に相関はほとんどありませんでした。(相関係数が最大でも0.28でした。)
また、白樺の木は、周りにブロックがあると成長しません。樫の木は大丈夫な様です。トウヒとジャングルの木についてはまだ調査できていません。
ジャングルの木については、植林した木は必ず1ブロックの太さの木に成長しました。自然に生えている2×2の巨大なジャングルの木には成長しないようです。そのため、景観を重視するのであれば、はじめから生えている2×2のジャングルの木は残しておいた方が良いでしょう。
5.まとめ
時間効率で言えば白樺を植林するのが良く、足場を確保できるならトウヒを植林すると良いでしょう。ジャングルの木は苗木の回収に気をつける必要があり、樫の木は大きく育ちすぎ、伐採に苦労します。しかし、建材に使うのであれば、木材の色が反映されるため、全種類の苗木を確保しておきたいものです。
今回の調査は、樫、白樺、トウヒ、ジャングルの木の全4種類の木について、それぞれ64本分の苗木を骨粉で育てた結果をレポートしました。このレポートを受けて、疑問点や追加調査レポート等をいただけると幸いです。
ではでは。
ジャングルの苗木を2×2で4つ植えて骨粉で育てると2×2の巨大な木になりますよ
情報ありがとうございます。
試してみますね。