対象のブロックの変化を検知してレッドストーンパルスを発生させるオブザーバーというアイテムが追加されました。ネットを探すと、早速このオブザーバーを使ってカボチャを全自動収穫する装置を作っている記事が見つかります。しかし、ネットで見つけた装置は空間密度が悪いので、高密度化した装置を作ってみました。
ポイントは、奇数列と偶数列で、回路が干渉しないように装置を若干変形している点です。
奇数列目の作成
まずはチェストとホッパーを組み合わせて回収層を作ります。ホッパーの上の土を畑にします。畑は少し凹んでいるため、アイテム化されたカボチャをホッパーで回収できます。
ホッパーの上の横の土ブロックが、カボチャが出来る予定のブロックです。カボチャが出来る予定の空間に対して、ホッパーの方向に押し出すように通常のピストンを設置します。また、カボチャが出来る予定の空間を監視するように、オブザーバーを縦に二つ連結して設置します。オブザーバーの上にはレッドストーンパウダーを設置します。
オブザーバーの上のレッドストーンパウダーに連結する形で、下部のピストンと逆方向に粘着ピストンを設置し、検知面を上(信号面を下)にしたオブザーバーをくっつけて設置します。
下部のピストンの後ろになんでもいいので不透明ブロックを設置し、レッドストーンパウダーを置きます。さらにその斜め上にも同じようにブロックを設置し、レッドストーンパウダーを置きます。粘着ピストンに押し出されたオブザーバーが出す信号を受け取り、下部のピストンに信号を伝える回路です。
ここまでで、カボチャ全自動収穫装置の奇数列が完成です。カボチャが出来る予定の空間にたいまつやレッドストーンパウダーを設置してみて、動作する事を確認してみてください。
偶数列目の作成
まずはホッパーによる回収部分を広げます。
奇数列目と同様に、土ブロックとピストンを設置します。
オブザーバーはカボチャが出来る予定の空間の上に一つだけ設置し、その上にレッドストーンパウダーを置きます。しかし、このままだと奇数列目と干渉してしまうので、不透明ブロックで回路を断ち切ります。
さらに、奇数列目と異なり、オブザーバーの横に下部ピストンと逆方向になるように粘着ピストンを設置します。また、粘着ピストンには下が信号面になるようにオブザーバーをくっつけます。
下部のピストンの下に不透明ブロックを設置して置き、そこにリピーターで信号を流すように設置します。下部ピストンより一段下にリピーターを設置することになります。一段下のブロックを電力化することで、偶数列目の下部ピストンだけを動作させられます。
あとはオブザーバーの信号を受け取るためのレッドストーンパウダーを画像の通りに設置します。これで偶数列目も完成です。
全体像
少し離れた鳥瞰図です。画像に向かって手前、奥方向に奇数列、偶数列を繋げて行けば、カボチャ畑を敷き詰める事ができます。また、左右対称に装置を作ることで、向かい側にも同じようなカボチャ自動収穫装置を設置できます。
横から見た図です。
実際に敷き詰めて運用している図です。
放っておくだけでカボチャがどんどんたまります。
終わりに
カボチャ、卵、砂糖は自動収穫可能なので、パンプキンパイを主食にすることで食料確保の手間がなくなります。(腹持ちは悪いですが……。)
また、カボチャは村人の取引材料に出てくることもあるので、エメラルドとの交換にも使えます。
カボチャランタンにすれば水の中を照らす光源としても使えるので、自動収穫装置を作っておくのは悪くないと思います。